|
|
ミシェル ドネダ / 微躍
[EXIP0022]
販売価格: 2,250 円 (税込)
希望小売価格:2,500 円
|
|
気息を多用した奏法で、サウンドの新領域を探求し続けるミッシェル・ドネダ(ss) が、フォスフォールなどでベルリンの即興シーンを賑わせているアレッサンドロ・ボゼッティ(ss) や、ボストン出身者で、欧州でも注目され始めたボブ・レイニー(ss) をトゥルーズに招き、ソプラノだけの珍しいトリオで録音したのが『プラセ・ドン・レール(空気に腰掛けて)』(2002年5月26日録音) である。フレーズやサウンドによるオーソドックスな対話を捨て、三人ともが気息に身を隠した匿名性の高い演奏を追求した41分41秒の記録。煤けたレンガ壁がむきだしになった録音会場レザントル・ポは、ベンチ椅子だけが並ぶなにもない空間で、音楽と文学とを問わず、語法や言葉を迂回するトリオの演奏を雄弁に物語っている。推薦盤。(福島恵一、「音場舎通信」60号) |
|