谷川卓生 / 遠方 -舞台「人形神楽」のための
[EXIP0051]
販売価格: 2.500 円 (税込)
希望小売価格: 2.500 円
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ギタリスト谷川卓生と、人形師岡本芳一が共同で制作した05年の舞台「人形神楽」の音楽のCD化作品。CD化に合わせ、舞台においてライブ演奏された音源などが編集され、音楽パートのエッセンシャルな部分がまとめられた。原盤はフランスのレーベルImprovising Beings 。
「人形神楽」は、元来の神楽が持っていた呪術的あるいは儀式的な要素を秘めながらも、それを異形の神事芸能へと発展させた舞台作品。主に人形芝居、音楽、ライトによって表現された。谷川の言葉を借りれば、「観客に共感を求めるのではなく、演目の対象はあくまでも神」で「アーティストが忘我の境地で神の憑代となって歌舞する」。
谷川は、ケルン音大でクラシック・ギターを学んだ後、エレクトリック/アコースティッ ク問わず越境的な音楽活動を続けている。クラシック・ギターの指導、前衛音楽グループEXIASでの活動、即興音楽フェスティバルの主催など、多角的に音楽を形作る。本作では、4度から5度ほど落とされてチューニングされたギターによって、琵琶的なゆりやさわりが表現され、 伝統的な日本音楽とモダン・ミュージックの超克が試みられている。 |
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