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トロンボーン独奏での特殊奏法の数々から、苛烈なグループ・インプロヴィゼーションまで。ポール・ラザフォード、2002年のアメリカ公演の実像。
トロンボーン奏者ポール・ラザフォードは、イギリスのフリー・インプロヴィゼーション界の第1世代のひとり。スポンティニアス・ミュージック・アンサンブルや、デレク・ベイリーやバリー・ガイを擁した名グループISKRA1903、また国外に出てグローブ・ユニティなどにも参加してきた。そのラザフォードが自己名義で発表したのが、2002年のアメリカでの公演を収めた本作。トロンボーン独奏とグループ・インプロヴィゼーションが収録されている。独奏では、重音、ブレストーン、タングラムといったトロンボーンの特殊奏法が数多く使われ、それがジャズ的な旋律的インプロヴィゼーションと併用されながらひとつの音楽を紡ぎだす。一方、ロル・コクスヒルを含むグループ・インプロヴィゼーションは、攻撃的でヒートした演奏が続き、フリー・インプロヴィゼーションでしか起こり得ないようなカオスな熱気にあふれる。2002年、ライブ録音。
PAUL RUTHERFORD (tbn), JEB BISHOP (tbn), LOL COXHILL (s.sax), MATS GUSTAFSSON (t.sax), FRED LONBERG-HOLM (cello, electro), KENT KESSLER (b), KJELL NORDESON (perc)
1. BOTTLING UP (Rutherford solo) 2. LOLILOQUY 3. BLUE BOTTLE 4. BOTTLE OUT