琴演奏家
8才より箏曲を宮城道雄に師事。東京芸術大学音楽学部卒業。
1979年沢井忠夫と共に沢井箏曲院を設立、古典と現代邦楽の第一線で活躍する一方、全国縦断「箏遊行」や、作曲家の一柳慧、パーカッションの吉原すみれと結成した「トライアングル・ミュージック・ツアー」、高橋鮎生、太田裕美、ピーター・ハミルらの参加アルバム制作、ジョン.ゾーンプロデュースによるコンサートなど多彩な活動を展開。
89年以降、ニューヨーク BANG ON A CANフェスティバルを始め、ドイツのメールズ・ジャズフェスティバルなどアメリカ、ヨーロッパ、各地のフェスティバルより招聘を受け世界中の様々な音楽シーンに登場している。
他ジャンルとのコラボレーションも積極的に行い、インドネシアの舞踊家サルドノ・クスモと、また韓国のシャーマン金石出(キム.ソクチュル)達との即興演奏、ロシア人作曲家ソフィア.グバイドゥーリナとの即興CD制作を行っている。
オーケストラとの共演では加古隆作曲の箏協奏曲で、井上道義指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団、エストニア国立交響楽団などと共演し1999年にはソフィア・グバイドゥーリナの委嘱新作で、シャルル.デュトワ指揮指揮NHK交響楽団の定期公演とアメリカツアーに参加した。 |