谷川卓生(TANIKAWA Takuo)

TANIKAWA Takuo (Guitar, Live-electronics)谷川卓生（ギター、ライブエレクトロニクス）

■プロフィール■

　ギタリスト。1969年生まれ。クラシックギターを原善伸氏に師事、ドイツ国立ケルン音楽大学卒業。仙台ギターコンクール3位。在学中、ドイツ、オーストリア、オランダで演奏。

　クラシックを離れた活動として、自己の主催するプロジェクトのほか、2001年より前衛音楽アソシエーション”EXIAS-J”に参加。世界的に見たフリーインプロヴィゼーションというものが形成してきたギターとは全く違う独自の音楽観を築いている。アカデミックに追求され構築された和声は印象主義から発する音的イメージではなく、旋律的時間の流れの上に紡がれる。

　リーダーＣＤ作品に『谷川卓生 / 浄夜』(Bishop Records, EXJP011)、参加ＣＤ作品にロシアのグループCapriceとEXIAS-Jによる西周成監督の映画”光に向かう3つの夢想曲”のための音楽『薄明の天使たち』、『EXIAS-J electric conception / avant-garde』、『同 / balance of chaos』(PSF Records)、『金野吉晃 / the unsaid』(Bishop Records) ほか多数。

　主な共演に、小山彰太、豊住芳三郎、羽野昌二、加藤崇之、巻上公一、本田珠也、アラン・シルヴァ、トリスタン・ホンジンガー、ミシェル・ドネダ、ヨルマ・タピオ、ティム・バーンズなど。

■主な活動■

1991年

11月　第三回仙台クラシックギターコンクール3位。

1995年

11月　ケルン音大ヴッパータール校主催　クラシックギター・オランダ・アムステルダム公演　代表メンバー。

1996年

11月　ケルン音大ヴッパータール校主催　クラシックギター・オーストリア・リンツ公演　代表メンバー。

1997年

2月　ドイツ国立ケルン音楽大学ヴッパータール校クラシックギター科卒業。

2001年

12月　西周成監督による映画光に向かう3つの夢想曲のCDレコーディングへ参加。＊「夢幻の薔薇」の作曲と演奏、組曲｢夢の縫子」の演奏。

2002年

1月　「光に向かう3つの夢想曲」パフォーマンス。映画上映とその映画より作られたEXIAS-Jの作品演奏。
10月　台湾の音楽フェスティヴァル　FORMOZ　Festivalに出演。
12月　Independent Underground Festival at Tokyoに出演。

2003年

4月　CD『EXIAS-J electric conception / avant-garde』(P.S.F. Records, PSFD-13）発売。＊英国「WIRE」誌　即興部門年間ベスト15選定。
10-11月　EXIAS-J ニューヨークツアーに参加。＊マンハッタンを中心に６公演。

2004年

8月　CD『EXIAS-J electric conception / balance of chaos』(P.S.F. Records, PSFD-154）発売。
9-10月　バレエ、映像、音楽を含む EXIAS-J total art project に参加、ロシア・リトアニアツアー。　"Vilnius Jazz Festival" ほか４都市４公演。スコットランド　音楽祭　Instal '04"　に出演。
11月　ファーストリーダーアルバム『谷川卓生 / 浄夜－Transfigured Night－』(Bishop Records, EXJP011）発売。

2005年